【南米3週間 女2人旅】ブラジル側からのイグアスの滝

南米旅

こんにちは、しおりこです。

いよいよ始まった南米旅行。

最初の目的地はナイアガラの滝、ビクトリアの滝と並ぶ世界三大瀑布の1つであるイグアスの滝。

イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンに跨っていて、ブラジル側からだと滝の全貌を見ることができ、アルゼンチン側からだとこれでもかっていうくらい間近で滝を見ることができます。(なんなら滝に突っ込むことができます)

私たちは1日半で両サイドから滝を楽しんできました。

まずは滝の全貌、ブラジル側から!

ブラジル上陸

日本から見て地球の裏側にあるブラジル。

ワーホリで滞在中のバンクーバーから飛行機を2回乗り継いで約1日かけてやっと辿り着きました。バンクーバーからでも24時間…。ブラジルは遠い…

ブラジルまでの飛行機でたまたま隣になったブラジル人の男性。長らく日本に住んでいるらしく、日本語を話している私たちに話しかけてくれました。どうやら10年ぶりに故郷に帰るそうです。

日本とブラジル。故郷遠すぎる…。何かあってもすぐに帰れない状況が私には耐えられなさそうで、実家から遠く離れたところで頑張っている人はすごいなと思いました…。

その男性に簡単なスペイン語を教えてもらったり、眠気を誘うために英語で映画を見たり…ロサンゼルスから12時間かけてサンパウロに到着。

サンパウロまで来ればイグアスまでもうちょっと!

イグアスの滝の玄関口となる空港は2つあり、1つはアルゼンチン側のイグアスの滝国際空港(IGR)。そしてもう1つは今回私たちが降り立ったブラジル側のフォス・ド・イグアス空港(IGU)。

IGRとIGU。空港コードが似ていてややこしい。予約するとき何度も騙されそうになるので要注意。

IGUこと、フォス・ド・イグアス空港。

空港自体はこじんまりしているけど、とてもきれいな空港でした。

到着したのはお昼12時ごろ。

地図上では宿泊施設などがある街、空港、イグアスの滝(ブラジル側)の順で並んでおり、一旦ホテルに荷物を預けて…ってしていると行ったり来たりになるので空港から直接滝に向かうことに。

空港から滝まではバスで行きます。

バス停は空港を背にして左端。空港を出ると内側の屋根がある道路とその外側の屋根がない道路の2レーンあり、バスは外側の道路にやってきます。

バスを待つこと数分。バスがやってきました。でもなんだか違う気がする…。

友達と「え、どうする?これかな?」と迷っていると、バス停にいたお姉様たちが「どこに行きたいの?」「それはブラジル側の滝には行かないよ」と声をかけてくれました。なんと親切。

その後も色々と説明してくれるお姉さんたち。でも全力のポルトガル語だかスペイン語だかで言ってることが全く分からない。優しさに感謝しつつ1つも有益情報をゲットできないまま、また待つこと数分。

「お!滝(FALLS)って書いてる!これか!」と友達と話していると、お姉様たちも「それだ!それだ!」と。

がしかしそこでしっかり者の友達が「ん?これアルゼンチンって書いてない?」

確かに。わかりやすくアルゼンチンの国旗まで貼ってある。

「これじゃないね」と乗るのを諦めるとお姉様たちが「え?乗らないの?」と。

「だってアルゼンチンって書いてあるもん。私たちが行きたいのはブラジル側」

「あ、そっかそっか(笑)」とお姉さん。

このお姉さんたち親切なんだけど、絶妙に適当…。笑

そこから何本バスを見送ったことか…。全てのバスが1ヶ所に来るせいで見分けるのが大変。おそらく30分ぐらい待ち、ようやくお目当てのバスが。

バスの運転手さんにも確認をし、親切適当お姉さんたちにオブリガーダし、無事乗車。

そういえばお姉さんたち、私たち以上にバスを待ってたけど一体どこに行くつもりだったんだろう…

車内はそんなに混雑しておらず、乗客は滝を目指す人ばかり。

フォス・ド・イグアス空港からブラジル側の滝まではバスで約30分。

料金は5レアル(2024年10月時点)。日本円で約140円。タッチ機能の付いているクレジットカードやデビットカードで支払い可能。ありがたい。

砂埃がすごい田舎のブラジルを車窓から眺めているとあっという間に到着。

イグアスの滝 ブラジル側から入場

バスを降りるや否や、お姉さんが声をかけてきてくれました。その素早さに「客引き!?」と一瞬思いましたがどうやら国立公園のスタッフのようで親切に券売機まで案内してくれて、「2人分ね」「ロッカーは使う?」など聞かれ、あれよあれよという間にチケット購入完了。

ロッカーを使用したい場合は入場チケットと同時にロッカーのお金も払い、後でロッカーの鍵が手渡されるというシステムでした。

入場料は120レアル(約2700円)。

バックパックをロッカーに預け入場ゲートへ。スタッフのお兄さんが「僕あんまり英語得意じゃないんだ、ごめんね」と前置きしながら私より遥かに流暢な英語で公園内のことを地図を見ながら案内してくれました。

めちゃめちゃ分かりやすかったよ、お兄さん。オブリガーダ。

入場ゲートから滝までは少し距離があるため2階建てのバスに乗って移動します。

滝までウォーキング

バスが着くのはメインの滝から少し離れたところ。

私たちをまずお迎えしてくれた滝たち。

友達と「え?これがメインじゃないよね?乾季だから水量減ってこれになったわけじゃないよね?」、なんて一抹の不安を抱えつつもまだまだ続く歩道を歩き進めます。

イグアスの動物とグリーティングしながら進み…

ようやく!!!

来ました!!!世界三大瀑布!!!

虹まで出ちゃって。すごい。この距離でも迫力がすごすぎる。いろんなところから滝が落ちまくってる。

ちなみに奥の滝の上の方に人がたくさん見えると思うのですが、あれがアルゼンチン側。

ブラジル側は滝周辺に遊歩道があり、いろんな角度からいろんな滝を見ることができます。

マイナスイオン100%。

奥の大きな滝を見つつ、近くでも滝を見れて本当に滝天国。

段になっている途中に遊歩道があるので、滝を上からも下からも見れちゃいます。

やっぱ地球すげぇ。

自然は何の知識もなくても感動できるのがいい。もちろん歴史的建造物もちゃんと勉強して知識を入れれば感動できるのだろうけれど……。

地球誕生以来、何度も何度も地殻変動を繰り返しできたであろうイグアスの滝。もしかすると数100年後、数1000年後には形を変えてしまっているかもしれない。

島国である日本でもたくさん素敵な景色はあるけれど、ここまで大規模に地球を感じられることはなかなかないのではと思います。

日本の裏側までやってきて見れた景色。写真で見るだけとは違う迫力、水の音や水しぶき。この景色はずーーーっと私の思い出に深く刻まれていくんだろうなと思うと同時に、ここまで見に来れて、地球のことをまた1つ知れて本当によかったと思いました。

長距離フライト疲れも忘れ、しっかり楽しんだ後は締めはビールで乾杯。

一通り滝を見終わるとフードコートやレストランがあるエリアがあります。そこでゆっくり一休み。

ここでもまた大きくておっかない動物と遭遇。

帰りは空港を経由して宿泊施設が集まる街までバスで乗り換えなしで行けます。

まとめ

ブラジル到着後の半日でしたが十分にブラジル側からのイグアスの滝を楽しむことができました。

この日はブラジル側のホテルに宿泊し、翌日バスでアルゼンチン側に向かいます。

ブラジルで美味しかったものはポンデケージョとコーヒー!(盛り付けも彩りも0点な朝ごはん。味は最高↓)

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