こんにちは、しおりこです。
25日間でヨーロッパ7カ国周遊。イギリスから始まり、フランス、スペイン、イタリアを周って5カ国目としてやってきたのがオーストラリア・ウィーン。
ベネチアから寝台列車Night jetに乗りウィーンへ。
朝8時にウィーン到着。OBBラウンジでゆっくりした後ホテルに荷物を預け、街に繰り出す。
スケジュール
1〜15日目:イギリス&フランス&スペイン&イタリア
16日目:ベネチア観光&寝台列車でウィーンへ移動
17日目:ウィーン観光
18日目:ウィーン→ミュンヘン移動
ウィーン観光
ウィーンの交通事情

ウィーン市内の交通手段は主に地下鉄(U-Bahn)とバスとトラム。全て同じ会社が運営しているため、乗車券は共通。私は24時間乗り放題チケットを購入し、主に地下鉄と路面電車で観光した。24時間チケットは8€(2024年11月時点)
ベートーヴェン博物館
ホテルに荷物を預け、まず初めに向かったのがハイリゲンシュタットにある昔ベートーヴェンが住んでいたという家。現在はベートーヴェンの博物館になっている。
ウィーン中心部から少し北の方に位置するハイリゲンシュタット。旧市街の中心地から徒歩とトラムで50分ほど。
ト音記号のかわいい地面が目印。

門を抜け、左手にある受付でチケットを購入。大人8€(約1300円)(2024年11月)
中は6つのエリアに分かれている。

博物館だけど体験型スペースもある。例えば、指示通り押さえれば曲がスタートする鍵盤。

耳ではなく、骨から音を聴いたり…

これはかつてベートーヴェンが住んでいた部屋の扉らしい。

展示には英語の説明が付いていたが全部読んだり、翻訳機を通して読むのは大変だったから途中で諦めた。
ベートーヴェンの曲には昔から大変お世話になっている。今回こうして初めてベートーヴェンを近くに感じることができて嬉しかった。

オーストリアのソーセージ
お昼ご飯はウィーン中心地に戻り有名なホットドッグ屋さん「Vienna Sausage」に行った。

お店に入ると陽気な店員さんが私の前にいたスペイン人のお姉さんたちに英語でメニューの説明をしていた。私もちゃっかりその説明を盗み聞き。
自分で色々カスタマイズできそうだが、初めての人にも優しく、おすすめの組み合わせが用意されている。
私はおすすめの組み合わせの「Classic Vienna」を注文。ソーセージは店員さんおすすめのKasekrainer。どうやらオーストリアの名物、チーズ入りソーセージらしい。絶対美味しいやつ。

フライドオニオンでソーセージが全く見えないがとっても美味しかった。
店内はこじんまりしていてユーモアあふれるポスターが飾られている。

街をぶらぶら
シュテファン大聖堂を目指し、旧市街をぶらぶら。
11月下旬ということもあり、クリスマスマーケットが徐々に始まっている。

立派なイルミネーションの装飾とウィーンの街並み。

夜になるとこう。

モーツァルトのコンサート

ウィーンの夜は音楽鑑賞すると決めていた。幼い頃から20年以上ピアノに触れ続けている私はピアノ演奏があるコンサートを探した。
陽気な明るい楽曲が多いモーツァルトが私は大好き。楽しい曲だなと思ったら大体モーツァルト。
調べているとモーツァルトに関するコンサートが出てくる。1番興味があったのはウィーン・モーツァルト・オーケストラによるコンサート。演奏者たちがモーツァルトの衣装を見に纏い演奏してくれる。しかし残念ながら私が訪れた日はそのコンサートは開催されていなかった。
別のコンサートを探していると、モーツァルトハウスで行われるコンサートを発見した。しかもピアノ、ヴァイオリン、チェロの三重奏。これだ!と思い前日にチケットを予約。59€(当時のレートで約1万円) 。
コンサートは20時から。モーツァルトハウスは旧市街にあり、コンサートが終わる21時過ぎでも賑わっているから、コンサート終了後も安心そう。
受付で名前を伝え、プログラムを受け取る。もう少しお金を払えば前の席にできると案内されたけど、小さい会場で6列しかなく、音が聞ければ十分と思っていたので元々予約していた6列目の席のままでお願いした。
壁画がとても素敵な会場。

演奏が始まる前からテンションがあがる。
プログラムはこちら。

いろんな作曲家の曲を演奏してくれた。
演奏はとっっっってもよかった。三重奏はもちろんそれぞれの独奏も素敵だった。聞いたことがある曲が多かったのも聴いていて楽しいポイント。
バイオリニストがユーモア溢れる方で、見ているだけでこちらが笑顔になるような演奏をしてくれたのはとても印象的だった。
実を言うとこの日の朝に夜行列車で到着したばかりということと前日から風邪気味だったということがあり、コンサート直前まで体調がよくなかった。でもこのコンサートを体験し、気分は一転。音楽の持つパワーを感じることとなった。
ウィーンで1人で音楽に酔いしれる夜。なんて素敵な経験なんだ。
ホテル「Rioca Vienna Posto2」
ウィーンで1泊お世話になったのは「Rioca Vienna Posto2」
素泊まり1泊12000円。
お部屋は綺麗でとっても広い。

キッチンまである。

地下にはランドリーもあり使用した。専用アプリで事前にいくらかチャージし、そこから支払うシステム。多めにチャージしないといけないが余った分は申請すれば後日きちんと返金される。洗いと乾燥ともに5台以上はあり、夕方使用した限りでは混雑している様子などはなかった。
まとめ
短いけれどウィーン滞在はこの1日のみ。次はドイツのミュンヘンへ移動する。イタリアあたりから小刻みの移動が増え、少し体調を崩しかけたが、音楽の力でなんとか持ち直しこの後の旅も楽しめた。
もっと観光するところがあるはずのウィーン。いつか絶対帰ってきたい場所だ。次来るならザルツブルクと一緒に音楽旅として訪れてみたい。今後のやりたいことリストに追加。
それでは、また。
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