こんにちは、しおりこです。
25日間でヨーロッパ7ヶ国周遊。1ヶ国目イギリス、2ヶ国目フランス。そして今回は3ヶ国目スペインの備忘録である。
パリから移動し、まずはスペイン北西部のバスク地方、サンセバスチャンでバル巡り。その後、スペインの鉄道会社「RENFE」を利用して約6時間の列車の旅でバルセロナまでやってきた。
今回はバルセロナに到着後の観光の様子を残していこうと思う。
スケジュール
3カ国目スペインのスケジュール
1日目〜7日目 : イギリス&フランス
8日目:パリ→サンセバスチャン移動
9日目:サンセバスチャン観光
10日目:サンセバスチャン→バルセロナ移動
11日目:バルセロナ観光
12日目:バルセロナ→ローマ移動
バルセロナ1日目
迷路のようなゴシック地区をぶらぶら
今回宿泊したホテル「Hostal Operarambles」から歩いてすぐのゴシック地区に行ってみた。
ゴシック地区はバルセロナの旧市街の一部で街で最も古いエリア。風情ある迷路のような細い道を散策。写真でどこを切り取っても絵になる。

美しい建造物と街中から聞こえてくるHola!という軽快な挨拶がスペインに来たことを実感させてくれる。
ぶらぶら歩いているとこれまた立派な建物が。「サンタ・エウラリア大聖堂」

行きたかった雑貨屋さんに行ったり、気になったお店に入ってみたり、同じ道を何回もぐるぐるしたり…。
1人パエリア「Raco Bonsucces」
スペインといえばもちろんパエリア。パエリアというと大人数で囲んで食べるイメージがあるが、1人でも食べたい。1人前のパエリアを提供してくれているお店を探し、その中でも気軽に入れそうなお店を選んだ。
それが「Raco Bonsucces」。下調べ通りアットホームで1人で入っても全く違和感がなかった。
頼んだものはシーフードパエリアとビール。もう1品、副菜的なものも頼みたかったけど、今から1人でパエリアを食べないといけないので控えておいた。
まずはビールで乾杯

そしてこちらがシーフードパエリア

その名の通りシーフードがゴロゴロ。海鮮のエキスが滲み出ていてとてもおいしかった。
夕方のブケリアマーケット
パエリアのお店から近くにあるブケリアマーケット。

訪れたのが夕方5時半。閉店作業をしているお店が多かった。やっぱり市場は午前中に行くのがいいのかもしれない。
花束のように盛られた生ハムを食べたかったが、お腹にはまだパエリアが。あちこちで売っていたミックスジュースを買った。

ついでに明日のパンもゲットしてホテルに帰宅。
バルセロナ2日目
バルセロナ2日目に行ったところは
・サグラダファミリア
・お昼ご飯「Sagradas Tapas」でイカ墨パエリア
・カサ・バトリョ
・ラチナータで買い物
・パエリアの素探しでスーパー巡り
・晩御飯 ピンチョス通り
念願のサグラダファミリア
この日のメインイベント、サグラダファミリア
予約必須ということで3週間前に公式サイトで予約。チケットは4種類。
・大聖堂のみ ガイドなし
・大聖堂のみ ガイド付き
・大聖堂+塔 ガイドなし
・大聖堂+塔 ガイド付き
ちなみにガイドなしでもオーディオガイドは利用可能(日本語あり)。私はせっかくだから塔にも登れるチケットを購入。
朝10時のチケット。サグラダファミリアと初対面。

ヒャッハーーー。宗教のことはわからないけど、細かい彫刻が素晴らしすぎる。

そしてこの雨樋の役割を果たす亀がかわいい。雨樋までデザインしてしまうとは…。

外観を見ているとスタッフが流暢な日本語で話しかけてきてくれた。オーディオガイドのダウンロードのことと塔の入り口の案内を。
そして中へ。中も圧巻。柱が木のようで森の中にいる気分。

そしてなんといっても美しいのがこのステンドグラス。
光を素敵に取り入れてくれるこのステンドグラスにもう釘付け。こんな素敵なステンドグラス見た事ない。寒色系、暖色系どちらも息を呑む美しさ。


そして案内された通り、塔の入り口へ。そしたらまさかの塔閉鎖。外は快晴無風だけどどうやら上空は強風のようで安全確保のため、塔には登れないと。
せっかく3週間も前から予約していたのにぃぃぃ!!!せっかく日本から来たのにぃぃぃ!!!!と駄々をこねたいところだけどいい大人なので大人しく引き下がった。後日10€が自動で返金されていた。
ということで2026年、サグラダファミリアが完成したらリベンジも兼ねてまた行くことにする。
2回目の1人パエリア「Sagradas Tapas」
昨日はシーフードパエリア。そして今日はイカ墨パエリア。
またまた1人前のパエリアを食べられるお店を探し、やってきたのが「Sagradas Tapas」

お腹が空いていたからパエリアに加えてクロケッタも注文。

そしてメインのイカ墨パエリア。美味しくないわけがない。

1人前を提供してもらえるのは本当にありがたい。
お腹も満たされたところで次の目的地へ
カサ・バトリョ
スペイン語で“カサ”とは“家”という意味。つまり“カサ・バトリョ”とは“バトリョさんち”。このお家もガウディーの建築作品。

なんとなく行ってみようと思って直前にネットでチケットを購入。31€高いな〜と思いつつ入ったらこれが大正解。
入って最初に思ったのが、え?アリエル住んでる?そう、まさにディズニー映画のリトルマーメイドの世界観。カラフルで曲線が美しくって、ステンドグラスから差し込んでくる光のゆらめきが水の中のようで。

カサ・バトリョを擬人化したオーディオガイドも素敵だった。一般的なオーディオガイドというと第3者が建物の構造などを説明してくれるが、ここはカサ・バトリョが自分自身を案内してくれるスタイル。日本語もあるのでなおさらありがたい。
屋上もかわいい。カラフルな色使いのタイルが個人的にとってもツボである。

そしてカサ・バトリョの締めくくりは日本を代表する建築家、隈研吾さんの作品。

なんだこの美しいチェーンは。と思っていたら、ガイドが隈研吾さんの作品だと説明。驚きと同時に同じ日本人として勝手に嬉しくなった。
ピンチョス通りで晩御飯
サンセバスチャンでピンチョスの虜になった私。バルセロナにもバルがたくさん集まったピンチョス通りなるものがあると聞き、行ってみた。
「Blai 9」

自分で勝手にとって最後にお会計するスタイルだった。ドリンクはスタッフに直接注文。

最高な晩ご飯だった。ただ…ピンチョスはやっぱりサンセバが優勝だと確信した。
スペインのお土産たち
25日間の長旅で、初めから荷物が増えるのが怖かった私は1、2カ国目のイギリス、フランスではお土産をセーブしていた。しかし3カ国目スペインあたりから私の物欲スイッチがオン。
美食の国、スペインということもあり食料メインに色々買った。
サンセバで買ったキンディージャ(青唐辛子のピクルス)とオリーブとパエリアの素

キンディージャは定番ピンチョスのヒルダを日本でも作ろうと思って買った。お酒のつまみにぴったりなのだ。
元々オリーブは苦手だったが、スペインで食べておいしさに感激し、オリーブのイメージが一変。帰国後家族にも食べてもらったが、日本のものとは違う、おいしいと喜んでいた。瓶ではなく缶に入っているのもポイントが高い。スーツケースの中で割れる心配がない。
パエリアの素はとにかく見つけるのが大変だった。何件もスーパーを巡った。思ってたよりも小く、ないと思ったスーパーでも見落としていた可能性がある。私はCarrefourで無事にゲットできた。このパエリアの素があるだけで家でなんちゃってパエリアが簡単に作れてしまう。

帰国後、シーフードやチキンやキノコ類のパエリアを作ったが、家族に大好評であった。
次はオリーブオイルを使用したスペインのコスメブランド「ラチナータ」での購入品。
オリーブオイルとオリーブオイルを使用したハンドクリーム

いろんな種類のオリーブオイルがあったが、そういうものは瓶に入っていて大きいものばかりだったので今回の私の旅スタイルには合わず、シンプルなオリーブオイルを購入。もちろん缶に入っているものを。
そしてハンドクリーム。これがめちゃめちゃいい。母と祖母にもあげたがしっかり保湿されるけどベタつかずとてもいいと好評だった。匂いも控えめで、仕事中につけても支障がなさそうなのも良い。リピ買いしたいほどなのだが、日本から買うと結構するので買うか悩んでいる。もし今後スペインに行くことがあるなら買い溜めしたい商品である。
まとめ
とっても楽しみにしていたスペイン旅はここで終わり。グエル公園や海側のエリアも散策したかったが時間が足らなかった。こんなに楽しみにしていたのだから、もう少しスペインの滞在日数を確保すべきだったと反省。
ただサンセバスチャンには誰かお酒が大好きな人とまた行きたいと思うし、塔に登れなかったサグラダファミリアはまた絶対行かないといけないと思っているから、必ず戻ってくるつもりである。そしてその時はもうちょっと余裕のある大人な旅程の組み方で訪れたいと思う。
次回は飛行機で4カ国目のイタリア、ローマに移動。
それでは、また!
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