【ヨーロッパひとり旅33】フランクフルトの大規模クリスマスマーケット

ヨーロッパ周遊ドイツ

こんにちは、しおりこです。

ついに25日間のヨーロッパひとり旅が終わりを迎えようとしています。それと同時に約1年前から始まった私の人生の夏休みも終わりを迎えます。

1年前、大学生の頃から夢だったワーキングホリデーでカナダに渡航。1度きりの人生、1回くらい海外に住んでみたい。しかも“ワーホリ”という遊んでも、勉強しても、仕事してもいいという素晴らしすぎるビザが目の前にある。家族もみんな健康で心配事も特にない。この機会を逃すまいと仕事を辞めて、人生の夏休みと題して日本を飛び出しました。

そしてその夏休みのフィナーレを飾ることとなった人生初のヨーロッパ周遊。

ただでさえこんな好き勝手にできて幸せなのに、さらに心温まる、幸せが溢れる最高のフランクフルトの夜が待っていました。

泣いても笑っても一旦旅はここで終わり。

スケジュール

1〜21日目:イギリス&フランス&スペイン&イタリア&オーストリア&スイス

22日目:ベルン→ゲンゲンバッハ移動 & クリスマスマーケット

23日目:ゲンゲンバッハ→フランクフルト移動 & クリスマスマーケット

24日目:帰国

ドイツのクリスマスマーケット

ヨーロッパ各地で開催されているクリスマスマーケット。私は今回の旅でドイツ3都市のクリスマスマーケットに行きました。

1都市目はミュンヘン

2都市目はゲンゲンバッハ

そして3都市目のフランクフルト。

正直にいうと、人混みが苦手なこともあって行く前はフランクフルトの大規模クリスマスマーケットに少し不安を抱えていました。人混みでクリスマスマーケットを楽しめるのだろうか…人に揉まれまくって終わるんじゃないか…

しかし、フランクフルト、いい意味で期待を裏切ってくれました!!

というのもそもそも規模が大きすぎてそんなに人が密集しない。規模が大きい分、食べ物や雑貨のお店の種類も多くて楽しみ倍増。

端から端まで見渡せたミュンヘンとゲンゲンバッハのクリスマスマーケットとは違い、エリアが広すぎて迷子になるレベルでした。

フランクフルトのクリスマスマーケット

とにかく屋台の数が無限

エリアが広すぎてどこに行けばいいのかよくわからなかった私はとりあえずSバーンの「Hauptwache駅」に降り立ちました。

地上に出ると右も左も見渡す限りクリスマスマーケットの屋台!!

とりあえず気の向いた方に向かって歩き出します。ミュンヘンやゲンゲンバッハに比べると明らかに屋台数が多く、道幅もゆったりとしている印象。

歩いているだけで楽しい。

ドイツのあの特有の建物を背景にクリスマスマーケットのキラキラ屋台がひしめきあっているこの景色。

キラキラメリーゴーランド

キラキラクリスマスツリー

とにかく可愛すぎる雑貨たち

雑貨屋さんが多いのも楽しいポイントのひとつ。

見ているだけでウキウキします。可愛すぎて頭がおかしくなりそう。

ドイツ名物くるみ割り人形。

小さいサイズをお土産として買いました。

マーケットの中心となるレーマー広場にはローテンブルクのクリスマス雑貨店「Kathe Wohlfahut」が出店していました。

ここではマグネットとなんとも愛くるしいこのサンタさんをゲット。

サンタさんを手に支払いの列に並ぼうとしたら、ちょうど1人のマダムとタイミングが被ったのですが、マダムがスマートに笑顔で「お先にどうぞ」と。

普段、「我先に!!ふんっ!!(そっぽむく)」というスタイルに出くわすことが多かったから、「え、いいんですか(泣)、ありがとう〜〜〜」とその優しさがとっても新鮮で、心が温かくなりました。

そういえば場所は打って変わりますが、ニューヨークの地下鉄でも綺麗なお姉さん(見た目はとても大人っぽいけど、私より年下の可能性大)が、大荷物を持っている私に席を代わってくれたんです。「いやいやいや!!!!全然大丈夫!!!!」って言ったけど、「いいのよ」と言って代わってくれたお姉さん。

同じ年代の女性が席を譲ってくれる世界線なんてあるんだ…という衝撃。そしてなんだか人間らしい優しさに触れられた様な感覚。

こういう優しさに触れると、自分もそういう人間らしい優しさを持った人間になりたい、と改めて思います。

さて店内に戻り…大人気のお店なだけあってレジは長蛇の列。忙しいとイライラするのが人間の性。でもここでは違いました。

レジのお兄さんがとにかく陽気。超笑顔で接客。子供への気配りも忘れず、軽い雑談も交えながら手早く包装作業。見ているだけでこっちも笑顔になります。

私の時も笑顔で「ダンケダンケ〜〜」と歌いながら接客してくれました。なんでこんな忙しそうなのにイライラせずにいられるんだろう!?クリスマスという雰囲気がそうさせているのか、ドイツ人のお国柄なのか…。

かわいい雑貨を買えて、同時に人の優しさに触れまくる超素敵空間でした。

素敵な相席

何か食べたいし、ホットワインも飲みたい。

並んでみたのがこちらの屋台。

3つで6ユーロということだけは分かる。3つもいるか?でも美味しそうだし…

ソースはガーリック系のチョイス。

これが美味しい!どうやらポテトを揚げたものらしい。支払いは現金オンリーでした。

そして次はホットワイン。

お店によってマグカップのデザインが変わるから盗み見して自分好みのものを見つけました。

形がユニークでめっちゃかわいいマグカップ。マグカップお持ち帰りでお値段9.9€。ちなみにマグカップを返却すると半額の5€ほどは返ってくるはず。ちなみに支払いはカードでもok。デポジットの返金は現金のみでした。

1人立ち飲みスタイルでホットワインを楽しんでいると、ドイツ人の親子が同じテーブルにやってきました。お話を聞いているとお母さんは80代で英語は少しだけ分かると。娘さんは英語ペラペラ。

そうこうしていると次はスコットランド出身という夫婦がやってきました。とても優しそうな方々。

昔は友達とホットワインを何杯も飲んで酔った勢いでメリーゴーランドに乗ったという娘さんの話とかフランクフルトに旅行で来てどこに行ったという夫婦の話とか。私は1人でヨーロッパを周ってて今日が最後なんだという話とか。

話は盛り上がりみんなホットワインをおかわり(もちろん80代のおばあちゃんも)。夫婦が私の分を奢ると言ってくれたのですが、あいにく翌日早朝に空港に向かわないといけなかったので私は1杯で我慢。本当に優しいな〜〜。

英語での会話に100%ついていけたわけじゃないけど、最高の最後の夜になりました。

みんなダンケ〜〜〜!!!

最後に

以上でしおりこの25日間1人でヨーロッパ周遊旅行完結です!!

この冒険は間違えなく私の一生の宝物になりました。30歳を迎えるこの年にいろんな経験をするという選択をした過去の自分を褒めてあげたい!

次回は番外編としてこの旅行にかかった費用をまとめてみようと思います。円安時代のヨーロッパ旅行。さてさていくらかかったのでしょう〜?

それでは、また!

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