ヨーロッパ周遊 ひとり旅 徒歩でローマを満喫した1日

イタリア

こんにちは、しおりこです。

25日間でヨーロッパ7カ国周遊。イギリス、フランス、スペインを経て4カ国目イタリアに突入。

スペイン・バルセロナから飛行機に乗ってイタリア・ローマ上陸。
前回↓

初めてのイタリア。ローマフィレンツェヴェネツィアと徐々に北上していく予定だ。見どころ、歴史がたくさんのイタリア。本来ならイタリアだけで1週間くらいかけてゆっくり周遊したいところだが、行けるときに行っておく精神で、行きたいところをとにかく詰め込んだ日程のため、4日間で3都市行くことになった。

それではイタリアの旅にLet’s Go〜!

スケジュール

イタリア滞在のスケジュール

1〜11日目:イギリス&フランス&スペイン
12日目:バルセロナ→ローマ移動
13日目:ローマ観光
14日目:ローマ→フィレンツェ移動&フィレンツェ観光
15日目:ピサ観光&フィレンツェ→ヴェネツィア移動
16日目:ヴェネツィア観光&寝台列車でウィーンへ移動

いよいよ旅も半分が終わった。でもまだ半分残ってる。ここからも健康と身の安全第一で楽しみたい。

ローマ観光

イタリア1都市目。ローマ。

ローマ観光に充てられる時間は1日。徒歩でローマを歩きまくった1日。街並みを見ているだけで楽しいから歩くことも苦にならない。

全て徒歩で移動できるようにと組んだローマ観光スケジュール


スペイン広場
   ↓徒歩10分
トレビの泉
   ↓徒歩15分
ナヴォーナ広場
   ↓徒歩10分
お昼ご飯 カルボナーラ
   ↓徒歩15分
真実の口
   ↓徒歩15分
コロッセオ

ローマの休日といえば「スペイン広場」

ローマといえばローマの休日。ローマの休日といえばスペイン広場。という安直な理由でやってきた。

お〜〜これがかの有名な階段!天気は良いが訪れたのが午前中で階段には大きな影が。違う時間帯の方が映えるかもしれない。

そして観光客がたくさん。その観光客を狙ってバラを売りつけてくる人もたくさん。Free!Free!って言って無理やりバラを渡そうとしてくるけど、あなたのことは見えていませんと言わんばかりのフル無視で乗り切った。

ちなみにここにくる前に「ローマの休日」を観ておかねばと思って何度もトライしたけど、毎回寝落ちしてしまい残念ながら最後まで観ることはできずにきてしまった。

階段の上からの景色も素敵だった。

水がない「トレビの泉」

スペイン広場からトレビの泉までは徒歩10分

トレビの泉は人が多く、スリが多い場所としても有名だから気を引き締めてやってきたけど、まさかの工事中。水がない。代わりに水のないトレビの泉の上に観光客用に足場が組まれ、彫刻を間近で見れるようにしてくれていた。

トレビの泉でコインを投げるんだ!と意気込んでやってきたのにショック…と思っているとこんな看板が。

間近でトレビの泉を拝めるなんていい機会じゃないか!

日本だったらきっと「ご不便をおかけして大変申し訳ございません」とかいう看板があって、“せっかくきたのにショックだな” とか “ついてないな” とかいうネガティブな感情のまま帰っちゃいそうだけど、イタリアは違った。トレビの泉の運営側がポジティブシンキングだった。

たしかにいつも通り水があれば彫刻をこんなに近くで観ることはできないし、ある意味ラッキーなのかもしれない。この看板のおかげでクスッと笑えて、ネガティブな感情のまま見学しなくて済んだ。

ものは考えようで良いようにも悪いようにも捉えられるから、自分でポジティブな方に考えるようにと言われるけど、聞くだけだったり、文字で読んでいるだけだとなかなか実践するのは難しい。

でも今回はそのことを身をもって体験することができて、経験値がupしたような気分だ。

ちなみにコインを投げるための小さい水槽のようなものは用意されていたが、なんだか違う気がしたのでコインを投げるのは次回に持ち越しということにする。

*トレビの泉の工事は2024年12月22日に完了しており、一般公開が再開されている。

またまた水がない「ナヴォーナ広場」

トレビの泉からナヴォーナ広場までは徒歩15分

そして衝撃的事実。ナヴォーナ広場にある3つの噴水が全て工事中。ローマ中の水に関する観光地が全て工事中なのかと疑いたくなる。

といってもこれも貴重な経験なので写真に収めておく。

ローマ発祥の「カルボナーラ」

お昼ご飯にカルボナーラを食す、ということは元々決めていた。

ローマはカルボナーラ発祥の地。そして私はカルボナーラ大好き。

本当はカルボナーラ発祥の店と言われている「La Carbonara」に行きたかった。でもこの日は日曜日でお店の定休日。行きたいお店の定休日まで確認し旅程を組むべきだったか…と思ったりしたけど、そんなの絶対無理。この長い旅程を組んでいるときの私にそんなことまで考慮できる余裕はなかった。

とてもショックだったが他にも有名店はある。

その1つが「Roscioli」。ローマ・ベストカルボナーラを受賞したレストランということで行ってみた。するとお店は予約ですでに満席。予約なしの私が入る隙はなく断念。

下調べ不足が続いたが、あまり遠く離れたところに行きたくなかったからその場でググってヒットしたお店に入ってカルボナーラをいただいた。

麺は太めで味付けは結構しっかり。というかベーコンの塩味とチーズの塩味、濃厚ソースでかなりしっかり。これが本場のカルボナーラなのか。他のお店のものを食べていないから比べようがない。

できることなら他のお店も行きたいところだけど、ローマ観光は1日だけだから難しそうだ。

ちょっと期待とは違ったカルボナーラをいただき、とりあえずお腹は満たされた。

人見知りを発動した「真実の口」

コロッセオまで時間があったから真実のに行った。ローマに行ったのなら真実の口に手を入れておくべきだろう。

やはり人気で20人ほど並んでいた。前後の人と写真の撮りあいっこをするような感じである。私の後ろに並んできたのは日本人男性3人組。こちらはひとり旅だから頼まざるを得ないんだけど、日本人だと逆に気まずいし、恥ずかしく感じてしまう。日本人に対して人見知り発動。

いよいよ自分の番が近づいてきた。日本人トリオに頼もうと思った瞬間、スタッフの男性が声をかけてきてくれた。「1人?撮ってあげるよ」と。

神〜〜〜〜〜!ありがたすぎる!!!!

しかも慣れているからいろんな画角で数枚撮ってくれてとっても良い思い出ができた。

グラッツェ!!!!

知識が必要と痛感した「コロッセオ」

真実の口からコロッセオまで徒歩15分。コロッセオは西暦80年に作られた円形闘技場。

チケットは前日にオンラインで購入。チケットの種類によって入れるエリアが分かれる。

とりあえずコロッセオに入れれば良いという方はコロッセオの一般エリアに入ることができる「24h – COLOSSEUM ROMAN FORUM PALATINE」で良いだろう。ただコロッセオの地下やアリーナ、屋上には入れない。

でもせっかくローマまで来たなら他のエリアにも入りたいと欲は湧いてくるものだ。

FULL EXPERIENCE TICKET」とつくチケットを買うとコロッセオに加えてフォロ・ロマーノパラティーノの丘にも入ることができ、さらにコロッセオのアリーナ地下とアリーナ屋上のいずれかを見学することができる。

地下に入れるチケットは人気があるようで、前日にみると全て売り切れていた

個人的に屋上エリアにそれほど魅力を感じなかったから、アリーナに入れるチケットを購入した。

まずはセキュリティチェック。荷物をX線検査に通すとお土産として買ったレモンチェッロが引っかかった。しかもX線に通しただけでレモンチェッロとバレた。X線ってそんなこともわかるんだ〜と思いながらカバンから出してチェックしてもらい、無事okがでた。アルコールって引っかかるのかな?

西暦80年につくられ、1900年以上もの時を経て残存している闘技場。そんなにも昔にこんな大きな建物が建てられたこともすごいし、それが壊れずに今まで残っているのもすごい。

地下に入ることはできなかったけど上から観ることはできた。

地下から猛獣を上げるためのエレベーターのようなものもあった。ここで死闘が行われていたと想像すると私はゾッとした。それを観ることが娯楽とされていた時代があったのだ。

ただ私の知識が浅かった。もっと知識があれば感動することもたくさんあるんだろうなと思った。

実はこのヨーロッパ周遊に備えて、世界遺産の勉強を始めていた。参考書まで買った。なのに続かなかった。恥ずかしながら文字通り三日坊主。自分が情けない。ここまで来てやっぱりちゃんとやっておけばよかったと後悔。

知識はあればあるほど人生は楽しくなるものだ。今後の教訓とする。

まとめ

徒歩でローマ観光。歩数19000歩。あちこちに遺跡が転がっている街。でも意外と落書きも多い街。イタリアの挨拶、Chao!も段々身についてきた。この調子で今後のイタリア旅行も楽しみたい。

次回はフィレンツェに移動。そしてフィレンツェ観光。

それでは、また!

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