【ヨーロッパひとり旅29】ベルンから日帰りツェルマット

ヨーロッパ周遊スイス

こんにちは、しおりこです。

25日間でヨーロッパ7カ国周遊。イギリス、フランス、スペイン、イタリア、オーストリア、ドイツをぐるっと周遊し、スイスまでやってきました。

スイスは首都ベルンに3泊。

前回はベルン観光の備忘録でした↓

そして今回はベルンから「ツェルマット」に日帰りで行ったときの備忘録です。

スイスといえば自然。そしてその自然の中で私が行きたいと選んだのがあのとんがった有名な山「マッターホルン」

そのマッターホルンの麓に広がる街がツェルマット。

ベルンから列車でツェルマットに向かい、そこから登山鉄道に乗って山を登り、マッターホルンを拝みに行きました。

それではLet’s Go〜〜!

スケジュール

1〜18日目:イギリス&フランス&スペイン&イタリア&オーストリア&ドイツ(ミュンヘン)

19日目:ミュンヘン観光&ミュンヘン→ベルン移動

20日目:ベルン観光

21日目:日帰りツェルマット

22日目:ベルン→ゲンゲンバッハ移動&クリスマスマーケット

ベルン→ツェルマット 2時間の列車旅

滞在中のベルンからツェルマットへは列車で片道2時間。

ベルン
↓ 約1時間
Visp
↓ 約50分
ツェルマット

時間はかかりますが、乗り換えは1回だけなので簡単に行けちゃいます。

この日もユーレイルグローバルパスを使用。ベルン↔︎ツェルマットの乗車券を普通に買おうとすると結構なお値段がしたのでユーレイルパスがあって助かりました。両区間とも座席予約は必須でないのでユーレイルグローバルパスを有効にしておくだけで乗れます。

ここまで何度かユーレイルグローバルパスを使用してきましたが、基本乗車中に提示を求められるのはユーレイルパスと座席予約のチケット(予約した場合のみ)。ですがここスイスではそれに加えてパスポートの提示も求められました。ちゃんとした国だな〜という印象。その分安心感もあります。

さて、まずベルンから乗り換え駅Vispまではスイスの鉄道会社SBBのIC(インターシティ)を利用します。

ベルンには全く雪はありませんでしたが、車窓から見える山の山頂には雪が積もっています。

山頂に雪が積もっている山の景色って綺麗ですよね。

あっという間にVisp。

元々乗り換え時間は6分と際どいスケジュールだったんですが、まさかのVisp到着が3分遅れ。普通なら3分ほどの遅延なんてどうってことないのですが、乗り換えがあると話は別。

扉が開いた瞬間にダッシュです。あいにくホームが別だったので急いで階段を上り下り。1人で爆走していると隣では子供を肩車したお父さんが猛ダッシュ。どうやら仲間のようです。

なんとか無事にみんなで間に合いました。

VispからツェルマットへはSBBのREという列車を利用。

車内は綺麗で窓が大きい。

山を切り分けていくようにしてゆっくりゆっくり列車は進んでいきます。ゆっくりすぎて到着が遅れるんじゃないかと思ったのですが、予定通りに到着したのでどうやらそれが通常運転だったようです。そして登山鉄道並みに山を登っていきます。

最初は雪も少なかったのですが進むにつれて一面雪。自然の中を進んでいくので外の景色を見ていても飽きません。

ベルンから2時間、標高1600mのツェルマットに到着です。

登山鉄道「ゴルナーグラート」

ツェルマットに到着し、駅の外に出るとすぐ登山鉄道「ゴルナーグラート」の乗り場があります。

次の列車の出発時間が表示されているので分かりやすいです。

帰りに撮った写真なので時間は夕方です

運行間隔はシーズンによるようですが大体30〜40分に1本。(ゴルナーグラート鉄道の公式HPでタイムスケジュールは事前に確認できます)

ゴルナーグラート展望台からマッターホルンを見るためにさっそくチケットを買います。事前にチケットの予約ができるようですが、私が訪れたのは12月でローシーズン。予約なしで当日自動券売機で購入しましたが全く問題ありませんでした。

そして驚くのが料金。なんと往復92CHF(2024年12月時点)。日本円にしてなんと約15000円!!

ただ標高1600mのところから標高3000mのところにある展望台に30分で行けちゃうんだから、登山鉄道に乗るという経験も含めて払う価値があると思います。

さていよいよ乗車。終点の展望台までは約35分。

事前の下調べによると、この登山鉄道は登る際、進行方向右側に座る方が景色がいいとのことだったので、その情報に従って右側の座席を確保!!

出発〜〜〜!

ツェルマットではそんなに雪は積もっていませんでしたが、少し登ると雪が増えてきます。

そして情報通り、景色が最高。壮大な自然を感じることができます。

うっとり景色を眺めていると見えてきました!!あの山が!!

残念ながらてっぺんが雲で隠れていますが絶対マッターホルン!

そう、今日の懸念点は天気。前日に調べていると行くか悩んだユングフラウヨッホもツェルマットも天気がイマイチ…。より天気がよさそうなツェルマットを選んだわけですが雲が…。

ただ雲の流れが速そうなので期待してみる価値はありです。

ツェルマットから終点のゴルナーグラートまでは5駅。

夏だったら、終点の1駅前で降りて歩いて展望台まで登ってみたかったのですが、12月は雪がいっぱい。とてもじゃないけど軽装備では歩けません。

そのまま終点のゴルナーグラートに向かいます。

ゴルナーグラート展望台

標高3089mに位置するゴルナーグラート展望台に到着です!

12月のゴルナーグラート展望台。雪は積もっていますが、普通のダウンで耐えられる気温でした。足元は凍っている部分があるので注意は必要ですが、スニーカーでなんとかなります。

壮大な山々。壮大すぎて遠いのか近いのか分からない。

そして本日のメイン、マッターホルン!!

雲〜〜〜(泣)やっぱりてっぺんが見えない…。

でも諦めません!雨が降っているわけでもなく、青空が見えている部分はある。時間が経てば見える可能性があることを信じて待ちます。

マッタホルンをみることができるベンチに座りながらスイスに住む友達にもらったようかんを食す。おいしい…。

なかなかてっぺんが顔を出してくれないのでとりあえずその辺をぶらぶら。

インドから来たという家族と写真を撮り合いっこして少しお話をしたり、カメラで写真を撮ったり。

登山鉄道のチケットがあれば入ることができる施設に入ってみたり。

お土産屋さんでマグネットをget。

2時間ほど展望台で過ごしてマッターホルンを待った結果がこちら。

残念ながら、これが1番見えたマッターホルンとなりました。すぐそこまで青空はやってきてるのに〜〜。

とっても悔しいけど、天候には逆らえないので今回はここで下山!

帰りは進行方向左側に座り、ギリギリまでマッターホルンを拝みました。

下山し、麓の町ツェルマットを少しぶらぶら。観光地化していて街が綺麗に整備されているので雰囲気がとても良かったです。

ベルンへ帰る!

来たときと同じルートでベルンに帰ります!

16時13分ツェルマットを出発し、ベルンに着いたのが18時24分。

移動が往復約4時間、ツェルマット滞在約4時間。

行動時間が長めだったこの日の夜はホテルでゆっくりしました。

まとめ

本来ならツェルマットに1泊してゆっくりしたかったのですが、ツェルマットの宿泊費の高さから断念。せめてもと日帰りで予定を組んでみましたが、なんとかベルンから日帰りで楽しむことができました!

スイスの自然を思う存分吸い込んで、次回はドイツの街「ゲンゲンバッハ」に向かいます。

それでは、また!

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