【南米3週間 女2人旅】1.準備編

南米旅

こんにちは、しおりこです。

遡ること1年前。時は2024年10月。

カナダでワーホリ中だった私。ビザの有効期限はあと1ヶ月。

渡加前に書いたやりたいことリストの中でまだ達成できていないことが1つ。

「南米に行くこと」

日本から見て地球の裏側、ブラジルがある南米。日本から行こうと思うとその道のりは果てしなく感じます。でも私は今カナダにいる。カナダからだと南に行けばいいだけだし、太平洋も越えなくていい。時間もある。

今行かなくしていつ南米に行くのだ!!!

治安のこともありビビって諦めかけていた夢を諦めきれず、カナダで出会った日本人の女友達を誘い、アラサー女2人で3週間の南米旅を決行することとなりました。

この旅から1年が経とうとしていますが、今でもときどきこの旅のことを思い出して余韻に浸っています。なんなら南米の絶景写真をプリントして部屋に飾り、四六時中いつでも余韻に浸れるようにしています。それだけ楽しかったってことですね。

アラサー女の大冒険記録。それでは、準備編から始めましょう。

行った場所 & 諦めた場所

行くと決まれば作戦会議。まずは行く場所を決めます。

行った場所(国)は大きく分けて4つ。

・ウユニ塩湖(ボリビア)
・マチュピチュ(ペルー)
・イグアスの滝(ブラジル、アルゼンチン)
・メキシコシティ(メキシコ)

上3つは必須。南米といえばここでしょという名所。友人とも早々に意見は一致。最後のメキシコは南米からの帰り道だし寄っとく?みたいな感じで追加しました。

この4か所以外にも行きたいと思った場所はいくつか…

まずはナスカの地上絵。すでにナスカに行ったことがある友人から「パイロットはめっちゃかっこよかったけど、めちゃくちゃ酔った」という話を聞いていたので、イケメンパイロットは惜しいけれど、アクロバティックな飛行に耐えられないような気がしたので行かないことにしてもらいました(友達ごめんよ…)

もう1つ諦めたのがメキシコの都市オアハカ。ディズニー映画の中で「リメンバーミー」が1番好きと言っても過言ではない私。「リメンバーミー」はメキシコの死者の日(日本でいうお盆のようなもの)を題材とした映画。その映画の舞台となったと言われている街がオアハカ。リメンバーミーを見てからというものいつか本場のあのカラフルな死者の日に参加してみたいと思っていました。

ただ死者の日は毎年11月1日と2日。日程的に厳しいので、泣く泣く死者の日参加は断念。(10月中旬にメキシコシティを訪問しましたが、少しだけ死者の日の雰囲気を味わうことはできました)

メキシコのリゾート地カンクンも気になったけど、リゾート地が故、何もかも高いらしいので見送り(リゾートなら日本から近いアジア圏内にもいっぱいあるし!)

ルート決め

国が決まれば次はルート決め。

調べたところ、マチュピチュに行くための拠点地となるペルーのクスコの標高が3400メートル。

さらに調べると、ウユニ塩湖に行くための拠点地となるボリビアの(政治的)首都ラパスはなんと標高4000メートル。飛行機を降りたら突然富士山越え。

高山病にならないためにも徐々に標高の高いところに移動し高山に身体を慣らすことが大事らしいので、メキシコシティ(標高2240m)→マチュピチュ→ウユニ塩湖の順番で行くのが理想…。

そんな前情報も入れつつ、航空券の値段や限られた日程の中でいかに無駄なく効率よく旅するかということを考慮して考えたルートがこちら

いろいろ考慮した結果、標高ほぼゼロのイグアスから突然標高4000メートルのラパス(ウユニの拠点地)に行くという、徐々に身体を高山に慣らすという助言を全く無視したルートとなりました。

標高に関しては懸念があるけれど、行ったり来たりの無駄な移動が全くない&移動費が安いバスが使えるこのルートが1番ベストだということになりました。

標高問題に関しては、高山病にならないために睡眠不足は厳禁、疲労は溜めない、水分をしっかりとるという基本的な対策をして乗り切ろうという話に落ち着きました。(イグアスからラパスへの移動がトランジット含めて18時間なので睡眠不足と疲労に関して不安しかありませんが…)

高山病のもう一つの対策として事前に日本で薬を処方してもらうという手段があるようですが、カナダにいる私たちは保険適応外で処方してもらえず…。原始的な方法で頑張るしかありません。

移動

移動に利用した乗り物たち。

・飛行機
・夜行バス
・12時間越えの長距離バス
・ペルーレイル(電車)
・乗合バス
・ロープウェイ
・タクシー
・普通のバス

160度リクライニングできる夜行バスや激安の乗合バス、ノロノロだけど窓からの景色は抜群のペルーレイルやバスでのドキドキ国境越え、絶景のロープウェイや値段交渉が上手くいかずモヤモヤしたタクシー。

移動だけでも本当にいろんな経験をすることができました。

詳しい移動の思い出たちは今後の投稿で残していきたいと思います。

宿泊

南米のホテルは本当に安い!!安いからホテル探しもめっちゃ楽しい。

ただ女2人旅。あまりにも安すぎるところは逆に怖いのでそういうところは避けて宿を確保しました。

ホテル探しで気をつけたことは

・値段(安すぎず高すぎず)
・口コミ(特にシャワーに関すること)
・ホテルの立地

南米で女2人野宿は怖いのでホテルは事前に全て予約して行きました。

こちらの詳細も今後の投稿でご紹介しようと思います。

持ち物

荷物に関して。

ロストバゲージのリスクはないに越したことはないし、移動が多いからなるべく身軽で行きたいということで機内持ち込み可能な25リットルのバックパックと貴重品を持ち歩く小さいカバンで3週間旅をしました。

厳選した持ち物の中でこれはあって良かったと思ったもの、必須だったもの、逆にいらなかったもの、あったら良いなと思ったものをご紹介します。

あって良かったもの & 必須だったもの
・コンパクトになる+軽い雨も凌げるウィンドブレーカー
 ちょっとした防寒にもなるし、軽い雨なら傘をささずに済むのでとても役に立ちました。

・ウルトラライトダウン
 日本の誇り、ユニクロ様。朝晩で気温差のあるウユニ塩湖では必須だし、バスや飛行機での移動時はブランケット代わりとして使用しました。

・サングラス
 こちらは真っ白なウユニ塩湖で必須。サングラスがなければ眩しすぎて圧巻の景色を見ることができません。

・固形石鹸
 日々の下着を洗うため。洋服はランドリーに出しましたが、そんな頻繁には出せないし、荷物も最小限にしたいので下着は毎日手洗い。機内持ち込みの液体は制限があるので固形石鹸で。

・変換器
 コンセントプラグの形状が違うので変換器は必須です。

・eSIM
 現代人の私はネットがなければ何もすることができません。なのでこれはお金とパスポートに次ぐ必須持ち物。現地で物理SIMをゲットする方がお得のようだけど、毎回SIM探しをするのはめんどくさいので私たちはeSIMを選択しました。

いらなかったもの
・水筒
 初日に落として割れて使えなくなりショックを受けたのですが、結果的にはなくて良かったなと思いました。大きいペットボトルを買って入れ替えれば節約になると思っていたのですが、正直洗うのめんどくさい。物価も高くないので毎回必要量を買えばok。

余裕があれば持って行きたかったもの
・ドライヤー
 部屋についていないことが多く、その場合はフロントまで借りにいく必要があったり、借りに行ったら壊れていて使えないと言われたり…。あれば良いけど、めっちゃかさばるので今回は諦めました。

バックパックとはいえもちろんお土産も買って帰りたかったので、行きはバックパック6割くらいの荷物に収まるようにしました。そして帰りはもちろんパンパン。

まとめ

今回は南米旅行の準備編でした。

とても治安が良いとはいえない南米。コロンビアの友人に「南米に行きたいんだ〜」っていうと猛反対されたり、南米の夜行バスはスリが多いという情報がゴロゴロ出てきたり、不安要素はいっぱいあるけれど、下調べも対策もガッチガチにして行ってきました。

そのおかげもあり、大きなトラブルに遭うことなく無事に帰ってくることができました。めでたしめでたし。

次回からは私史上最大の大冒険を思い出ごとに綴っていこうと思います。

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